結膜母斑は白目にできるシミのようなもので健康上の影響はありませんが、見た目を気にする方が多いです。レーザー治療によって白目の結膜母斑が治ると目全体がキレイに見え、良い印象を与えられるようになります。

当院院長も結膜母斑にコンプレックスがあり、治療を行っています。その後、自身の治療経験をもとに研究を重ね、他院では受けることのできない独自の治療法を確立しました。当院の治療法は内出血が比較的少なく、術後の回復も早いのが特徴です。また、当院では最新のレーザーを扱っています。

このページでは、結膜母斑の症状や原因、治療法、予防法まで解説しています。

目次

    結膜母斑とは?

    結膜母斑とは目のシミ。これをレーザー治療によって除去します。

    当医院の結膜母斑レーザー治療は術後一時的に充血や内出血はいたしますが、ほとんどの場合4~7日で消失いたします。

    結膜母斑の症状

    結膜母斑は白目にできる茶色や黒色のシミですが、ほとんどが良性のものであるため、痛みやかゆみ、視力低下などの症状はほとんどありません。

    基本的に治療の必要はなく放っておいても良いですが、見た目が気になる場合はレーザーや手術で治療できます。

    結膜母斑の原因

    結膜母斑は目にできるシミなので、肌にできるシミと同様、メラニンなどの色素沈着によってできます。色素沈着の原因には遺伝的な体質や紫外線の浴びすぎ、加齢などがあります。

    結膜母斑治療の流れ

    結膜母斑の治療は以下の流れで進められます。

    診察

    術前検査

    手術

    術後検査

    術前

    術前

    除去対象はこの部分

    術後 2週間後

    対象となる部分がきれいに消えました。
    ※手術直後は白目部分に重月が見られますが、時間の経過とともに充血はなくなります。

    ※上記写真治療の場合、除去対象は1回の施術での除去が可能となり、費用は1ヶ所55,000円となります。

    結膜母斑のレーザー治療について

    当院では結膜母斑は手術だけではなく、レーザーによっても治療できます。治療中の痛みや副作用はほとんどなく、レーザー照射中に多少チクチクしたり、レーザー照射後数日間、異物感や充血がある程度です。

    結膜母斑の治療費用

    【初回】
    治療費用: 片眼 55,000 円(税込)
    ※結膜母斑の位置、程度によっては追加の処置が必要な場合があります。


    【半年以内の追加】
    治療費用(同一箇所): 27,500 円(税込)
    ※診察の結果、手術による治療が必要な場合もございます。


    【診察のみ】
    診断料:2,750円(税込)

    結膜母斑の予防方法

    結膜母斑もお肌のシミと同様、紫外線を浴びすぎないことが大切です。日焼け止めは目には使えないため、サングラスや帽子、日傘などを使うと良いでしょう。

    結膜母斑に似た症状

    結膜腫瘍

    結膜に腫瘍ができている状態です。レーザー治療では対応できません。
    状態によっては、摘出して病理検査をします。

    太田母斑

    目の周辺や頬を中心に(三叉神経第1.2枝支配領域)淡青色や褐青色斑のアザや斑点ができる病状で、主に結膜の下の「強膜」に色素沈着が見られます。
    当医院の結膜母斑レーザーは対応しておりません。

    翼状片

    結膜が角膜上まで進行してくる病状です。進行が進むと角膜が引っ張られ角膜乱視が強まる事があります。レーザー治療はありませんが、症状が進んだ際は手術を選択する事もあります。

    結膜母斑(白目のシミ)の原因・症状・治療方法・費用・手術の治療に関するよくある質問

    1回の治療で、すべて無くなりますか?

    色素の深さや、大きさにより複数回の治療が必要な場合もございます。診察をさせていただき、ご案内させていただきます。

    結膜母斑のレーザー治療に痛みはありますか?

    治療前に、点眼麻酔を行いますのでほとんど痛みは感じません。

    結膜母斑の手術後検査はどのくらい必要ですか?

    術後の変化と状態を診る為のものですのでほとんどの方は1回来ていただければ終了いたします。

    結膜母斑の治療は保険適用可能ですか?

    結膜母斑は病気ではないため、保険は適用されません。

    結膜母斑で失明のリスクはありますか?

    結膜母斑が原因で、失明することはありません。
    しかし、稀にではありますががんの一種である「結膜悪性黒色腫」に悪化することがあります。結膜悪性黒色腫に悪化した場合は早期発見・治療することが大切です。特に、急に大きく隆起した場合は悪化している可能性が高いので注意しましょう。